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町内会報のミリョク。

田麦山に入って7日目、ここ最近は天気もよく、積もった雪も除雪で徐々に少なくなっている。今日なんて暖かかったので雪解けで屋根の上から大量の水が流れてきていた。「田麦山日日新聞」--住民と町内役員、ボランティアをつなぐローカルメディアだ。おそらく世の中の最小単位に限りなく近いメディアだろう。このメディア、実は規模として大変ちょうどいい。ひと昔前の「町内会の回覧板を面白くしたもの」とでも言うのだろうか。

最近この新聞に面白い部分がある「連続新聞小説」だ。「まぼろし食堂」と題されたその小説は実はノンフィクションに限りなく近いフィクションだ。そこに出てくる地名や個人名はどことなく「あの人のことかな?ここのことかな?」と思わせる。ちょうど自分の町でTVドラマの撮影があったような気分だ。しかもその気分は地元の人にしか味わえない。しかもここにかかれたことはまるで「月9」のように「ねえねえあれ見た?」「うん、見た見た」と近所で盛り上がってしまっているのだ。
小説はまだまだ連載の途中なのであまり明言しないが、実はこの小説にはちょっとしたシカケがある。どんなシカケかは後で話すとして、このメディア、なんか町内会報の新しい形のような気がする。今までボランティアに対してのインフォしか考えてこなかった自分がふとローカルなことを町内会長と一緒に考える機会になった。こういう方法は「輸出」(愛知県側から見れば輸入)してしかりだ。

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