Home > active in disaster:防災と災害 > 拝啓、防災担当大臣さま

拝啓、防災担当大臣さま

今日実は内閣府主催の豪雨ボランティア懇談会に出席した。総勢70名位のボランティアがそろった。オカサカは三条で活動した一員として出席した。当然IT担当という自覚をもってである。たぶん外人部隊としてくりかえし情報発信の任をもつのはオカサカぐらいだろう。あとは地元の人がやるケースが多い。毎回被災地に赴いて思うのは情報発信をすることをになう人材とバックアップするセンターが皆無なのだ。正直に言うとじゃあNPO愛知ネットってそういう組織かというと実は積極的な意味で「(情報発信機関かどうか)あやしい」のだ。純粋に情報を現地から奪取するように発信し、広報支援にきちんと伝える民間の機関が必要だ。そのための市民情報員のような人材が必要だ。

。「市民情報員」のイメージはこうだ。1)混沌とした中から無駄な情報を切り、必要な情報を整理する。2)現地情報発信に必要なハードを調達、整備できる。3)ボランティアセンターに密着し、センターに必要な情報ツールをコーディネートする。ここまでかいたら、これは昔からオカサカが言っていた「災害時情報コーディネータ」と同じであることに気づいた。話は変わるが
(もどるかもしれないけど)二年前の映画に「突撃せよ浅間山荘」という映画がある。テロリストと戦った警察官の話だ。その映画の中に役所広司演じる佐々の同僚の宇崎竜童が部下の無線機をもった通信員五人と現場で目的を唱和するシーンがある「我々の任務は、上官の正確な判断のために、現場の状況を正確に伝えること」。そう言った彼らは現場で起こったことを機動隊員のミスも含めて逐一報告した。オカサカが提案しているのは単なる広報や情報発信ではない。「賢者のトリガ」になりたいのだ。雲仙普賢岳以来、全国に教訓を保ち持った賢者がいる。その引き出しをあけてもらうにはきっかけが必要で、こと細かい智恵を現地に送り込むには現地の情報をこと細かく且つ無駄のない様に伝える必要がある。ナビゲーションで質のいいボランティアを得て、レポートにより賢者の智恵を現地に引き込む。それが多分次のオカサカの役目なのではないかと思う。イノベーションのおかげで僕らは自分のスキルがあがったと実は勘違いしているのだ。情報発信そのものの技術は実はなにもあがっていないし、そのための組織整備なんてなにも行われていない。

Comments:1

yopi@gatten 2004年9月25日 00:24

懇談会ではお疲れ様でした。
少しふくよかになった貴方を見て、思わず自分と同じだと感じました。

さて、「突入せよ!あさま山荘事件」は、私の心の師匠佐々先生の名著ですが、
相方、宇田川主席管理官は、これまた最後は
警視庁警察学校長、警察大学校教授などを
務めた人でして、
「あさま山荘」事件以後は青少年育成や、子どもの自殺防止などに力を注いだことで知られています。

彼の情報幕僚時代の凄い話は、オカサカ氏なら
ご存じだと思いますが、佐々先生の原作に
出てきます。
三島由紀夫の東部方面総監部切腹事件の時、
三島由紀夫の生死が不明で現場が混乱していた。
介錯を行った模様!首がちぎれている!との
情報が錯綜するとき、宇田川警視から警視庁へ
至急報が入った。
「三島由紀夫の首と胴の距離、約1メートル、以上」

これを災害ボランティア情報に応用できる人はそうそういないと思われる。

Comment Form

Trackbacks:1

TrackBack URL for this entry
http://kennokasaka.com/mt4/mt-tb.cgi/233
Listed below are links to weblogs that reference
拝啓、防災担当大臣さま from kennokasaka.com
[備忘録・disaster] 賢者のトリガ from Another Diary -または科学と祈りの狭間 2004-10-26 (火) 14:06
情報が欲しい。これは誰も同じだろう。福井豪雨の際は決壊地点間近で活動していたから情報はほぼ手に入った物の、これはあくまで”自分が生存する”ための情報に過ぎない。情勢や大局的なことはなにもわからない。 ...

Home > active in disaster:防災と災害 > 拝啓、防災担当大臣さま

Ad
Search
Feeds
Tag Cloud
災害情報

Return to page top