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被災地でウェブログ。

7月16日から昨日21日まで現地三条市にいた。21日正午にボランティアセンターを後にして、まだ残る惨状を見ながら、少々複雑な気持ちで信越線の三条駅から電車に乗って、長岡、東京経由で昨日の夕方に愛知に着いた。
この災害に向かったオカサカのミッションは2つ。1つは現地のボランティア募集情報を的確に発信するためのHP作成と環境整備、後続の地元オペレータへの引継ぎ・サポート。2つ目は全国にある災害救援団体に新潟の3つの現地センターのシステムやコーディネータの需給状況などを詳細に報告すること。どちらかというと今回は後者の方が作業の大きな割合を占めた。簡単に言うとウェブログがあってHPを簡単に管理できたからこそ、「外人部隊」(これまでの被災地経験のあるボランティアコーディネータ)への情報提供に大きく時間を割くことができた。

毎回、被災地で実験的な情報発信をして賛否両論を得るのがオカサカの仕業である。今回の実験は「被災地でモブログ」。うまく言っているかはわからない。僕は今回は現地の人間になってしまっているから、あれが現地の状況を遠くのヒトに伝えきれているのかは、少し時間を置いて、僕が「愛知県人」に気持的に戻ってから考えようと思う。
でも前々から思っていたんだ。「現地のことをボランティア側で一番よく知っているのは救援に向かうボランティアさんだ」と。だから「百聞は一見にしかず」を少し試してみたかった。「ボランティアがケータイを所持している」ということは、一昔前で言えば「モバイルパソコンとデジカメを持っている」のと同じ装備だ。これを今までの災害ボランティアセンターは生かすことができなかった。2000年の有珠や東海豪雨のころからずっとケータイメールは被災地内の情報交流に個人レベルで役に立ってきたのに、ボランティアは21世紀になった今も、ただ被災地に赴いて掃除をして帰ってきてしまうのだ。
1人のボランティアが朝、緊張した気持ちでセンターに出かけ、妙な使命感の抜けないまま活動をし、被災者の話を聞いたり罵倒されたりしながらセンターに帰ってくる。その一連の喜怒哀楽が馬鹿みたいに入り混じった情報量たるや相当な量である。それをどうにかして拾えないか?といつも思う。この活動も学生時代から数えてもう7年くらいになる。多分オカサカのライフワークになってしまうんだろう。

でも被災直後の被災者に対して、ITは実に無力だ。
(また続きをかいていきます。)

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