- 2003年9月 2日 22:11
- active in disaster:防災と災害
「オカサカの取り扱う分野1」
この記事は、南さんのblogなどblogの他ユーザーからリンクしてきた方には特に注目できる記事かもしれない。そういえば、オカサカの専門は「福祉」である。専門は精神保健福祉、いわゆる精神病院のソーシャルワーカーになるはずだった。今振り返るとこんな毒舌なワーカーがいたら大変だったろうな、と思う。ああ、ワーカーなんぞにならずによかった。
学生のころからボランティアコーディネートに興味があった。それゆえに、僕が大学に入る直前まで活動がされていた日本福祉大の阪神淡路被災者支援センター(以下NFU支援センター)という部屋にあった膨大な資料群をあさっていた。当時20歳。自身が少し病気を患っていて一時的な言語障害になった。周りの仲間は僕のコトバを50%くらいの確率で認識していた。IBMのビアボイス以下である。そんな状況なので資料あさりぐらいしかできなかったのだ。
そのとき、目にとまったのは当時避難所に派遣されていた学生から本部であるNFUに送信してきたFAXの束と、本部の事務局員がnifty-serveのfactiveで入手した情報のコピーの束だった。後に西宮ボランティアセンターがまとめた資料にNFU支援センターの岩田充宏が遠隔地でのボランティアコーディネートの重要性と難しさをまとめていた。要は遠く離れれば離れるほど「情報」に重点がおかれ取り扱いに注力すべきだ_という内容だったと思う。
災害時ボランティアが動くためには、4つの要素があると思う。1:モチベーション、2:時間、3:金、4:ナビゲーションの4つある。災害時でなくてもこれはボランティア全般に必要な要素である。僕らが災害時「情報」と言っているのは実は1と4にかかわることだ。1をするためには現地の被災状況やニーズを伝える。4をするためにはボランティアセンターの状況や位置、開設状況などを伝える。その、どちらが欠けてもいけない。(オカサカは比較的4オンリーのときがあってつまらないと言われることがある)なぜ欠けてはいけないのかと言うと、答えは単純でそうしないと「モチベーションをもったボランティアが、的確な場所に現れないから」である。
そのときに問題が起こる。
被災状況などのモチベーションにかかわる部分は絵になりやすい。したがって情報がマスコミと被ってしまう。なによりもそれは不謹慎だが「面白い」。一方でナビゲーションにかかわる情報は地味だ。至って「つまらない」。しかし対照的な2種類の情報は災害時、同じ場所からバランスよく発信され、それによって正確にヒトを動かさなくてはいけない。
ここまでくると、話は災害ロジスティクスの話になる。
防災訓練から話がそれてますが、面白くなってきたのでそのまま続けましょう。
(本当にコラムだなこれは、誰か使ってくれないかな?)
